今回は昭和特撮ヒーローのバイク特集です!
最近はバイクが売れないとか。「若者のクルマ離れ」とか言ってるくらいですから、そりゃバイクなんかもっと離れるでしょう。暑いし寒いしコケたら危ないし。
しかし、オトコはバイク。私も大学時代はバイク乗りでした(YAMAHA SR-X→KAWASAKI エリミネーター)。
なぜなら、ヒーローはバイクに乗っているものだからなのです(真顔)。
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昭和の特撮ヒーローにバイクはマストアイテムでした。
日本の特撮ヒーローの始祖、月光仮面からしてバイクでしたもんね。
当時、子ども向け自転車はヒーローカウル付きが大流行(ブザー付き)。私も当然、ハリケーン仕様の自転車に乗って、手放し運転で変身してました(危険)。
王道編
◆サイクロン号
その名も仮面「ライダー」なのでバイクは必須。
番組スタート当初は普通のバイクでしたが徐々にカスタマイズされ、見るからに変身ヒーローの乗り物になりました。
ベース車:スズキ T20/
→ホンダ SL350K1/
→スズキ ハスラーTS250III
◆ハリケーン
続編の仮面ライダーV3は空を飛び、高速すぎて止まる際にパラシュートが必要な猛烈マシン。
モトクロスバイクがベースです。
主役の宮内洋さんはガチで走りながら立ち乗り&両手放し+コーナリングやってました。
ベース車:スズキ TM250
▼火薬量がハンパないホントに命がけのop
◆クルーザー
仮面ライダーXの愛車。本人同様、ちょっとメカっぽいデザイン。
コレが潜水艦みたいに海中を…無茶な。
ベース車:スズキ TM250
◆カブトロー
仮面ライダーストロンガーはカブトムシ。隣にいるのはおやっさんです。
にしてもネーミングよ…。
ベース車:スズキ TM250
◆Vマシン
昭和ライダーで最も大げさなバイクなのがこの仮面ライダースーパー1のバイク。
こんなのに乗ってるおじいさん、高速でよく見かけます。
ベース車:ハーレーダビッドソン FLH-80 Classic
ヤバイ奴ら編
◆ジャングラー
異色の仮面ライダー、アマゾンの愛車。
乗ってる本人もキテレツなだけに、バイクもスゴイ。
緑の目玉に背ビレ!完全にヤバイ奴です。
ベース車:スズキ TM250
◆ギャリバード
アクマイザー3の愛車。
アマゾンのヤバさ×3倍!こんなのが後ろから来たら恐怖です。
ベース車:スズキGT380
◆マッハビート号
プロレスの星 アステカイザーの愛車。
本人含め、とにかくエライことになってます。
ズ太いタイヤの三輪バギーで燃費悪そう。これも街中で見かけたら逃げます。
ベース車:ホンダCB750 アエラ
◆マシーンザボーガー
後になぜか板尾創路さん主演でリメイクされた電人ザボーガー。
主役ロボが普段はバイク、という設定でした。
思いっきり顔面!バイク版トーマス!これも街中に現れたらコワイです。
ベース車:スズキ ハスラーTS250III
サイドカー編
◆サイドマシン
人造人間キカイダーはサイドカー乗りでした。
オールイエローで地を這う独特のフォルムは大人気でしたが、膝への負担が酷く、実に乗りにくかったとか。
ベース車:カワサキマッハⅢ500GTサイドカー/
カワサキマッハII 350SS(S2)
◆ダブルマシン
続編のキカイダー01もサイドカーですがサイドとは言わずダブルというこだわり。
透明パーツが特長です。
カワサキマッハII 350SS(S2)
◆ゴレンジャーマシン
5人揃ってゴレンジャーもアカを除いてサイドカー。
キとモモが窮屈そうでした。
ベース車:スズキGT750/350
◆サイバリアン
宇宙刑事ギャバンの愛車もサイドカー。
私は本編は観てませんでしたが、SF未来感がいいですね。立ち乗り上等!
ベース車:スズキGT750
番外編
◆ライダーマンのバイク
悲劇のライダーマン。
彼は市販のバイクそのまま…本人改造も中途半端、というか腕だけなので、普通の人扱い。
当時の子供たちはその悲哀がわからず、バカにしてました。
スズキ ハスラーTS250IV
最近のヒーローは玩具メーカーの意向か、公道の撮影許可が面倒なのか、あまりバイクに乗ってませんね…。
日本の住宅事情では置き場の問題はありますが、私もいずれライダー復活したいものです。
完
コメント
拝啓 サイトヘッド様にはよろしくお願いいたします。
*「バイクの本家 それはザムーンライトマスク=月光仮面」
もちろんライダーシリーズも物凄く格好良いのですが、やはり自分の様な「むさい爺?世代」のヒーローとは? 何といっても月光仮面でした。不思議なのは当時主演の「大瀬紘一さんは若干21歳」なのに、なぜか歌詞は「月光仮面のおじさんは、、、」が不思議でした。
実は、この後バイクに乗ったヒーローが華々しく登場するのには、実に10数年後にやっと「初代仮面ライダー」が登場するのですが、もうご存じの通り「月光仮面と初代ライダーの中間地点に、実は少年ジェット」が登場し、相当長期間に渡り大活躍をいたしますが、、、、この少年ジェットが跨るのは何と「スクーター」なのですね。おそらくこれは、愛犬シェーンを引き連れて登場する少年ジェット北村たけし やはりバイクだとスピードオーバー?なのかもしれず、此処にスクーターが登場するのはある意味当然と言いますか仕方なかった事でしょう。
やはり格好良さ、スピード感等ではスクーターってぇバイクにはどうしても劣ってしまいますからね。それと、、、なんとなく「ダサい、イモい」ってぇ言うかなぁ、、、
更に1980年初期には、ヒーローとは違いますが再度「スクーターに乗った男」がTVに登場いたしますそれが、何を隠そう(別段隠しもしねぇが) 「探偵物語 松田優作」さんでした。
この男がまた物凄く格好良かったのですよ。しかし何故か愛用しているのは「スクーター」だったのが、正直笑わせてくれましたね。現在ほとんどリピートされずにそろそろ幻の作品扱いにさえなりそうな探偵物語ですが当時「竹田かおり ナンシーチェニー」等が出演し、まぁ生涯忘れられぬ一発ギャグがありましたが、今回それをご紹介いたしましょうね。
*竹田かおり、ナンシーチェニーと稲川淳二(多分)の会話から=「おいっ あいつ(松田優作)何処に行ったんだっ?」 「ああ、うーんとねぇ、あのーイラン行ったっ」「何っ イラン、そっそんな遠くに、、、」「あっ違ったっ トルコだっ」 「馬鹿っいい加減にしろっ」 ってぇ本当にくだらねぇなぁと思いながら心底笑った最高の一発ギャグでしたね。
何か話がぶっ逸れて申し訳ございませんが、何故かスクーターってぇ別れがたい思い出として心の残ります。確かにサイトヘッド様の様に「肩で風切りハイスピードでぶっ飛ばすバイク」とは全然違えども、スクーターのダサいイモい魅力も忘れ難いスーヴェニールです。敬具
バイクは魅力的。乗り続けていたい乗り物。会社もブログも兄さんらしさが溢れててステキですね。まさかの独立?おめでとうございます。
ありがとう!まだバイク乗ってる?