今回は、私の「持ってなかった」超合金シリーズですが、巨大ロボものでコレは外せない2タイトルをご紹介します。
●ゲッターロボ
1974年(昭和49年)4月4日〜1975年(昭和50年)5月8日
フジテレビ系で毎週木曜日19時00分 – 19時30分に全51話放送
巨大ロボット作品中、「合体・変形ロボット」作品の元祖とされます。
武藤、蝶野、橋本の闘魂三銃士みたいな3人が操縦する3機の飛行機が合体し、「空中用」「地上・地中用」「海中用」の3種のロボに変形するアイデアは、「マジンガーZ」と「仮面ライダー」大ヒットさせた東映が、永井豪とダイナミックプロに企画を依頼したのが発端なのだそうです。
「マジンガーZ単品であんだけ超合金が売れたんだから、ロボット3体出したら売上3倍や!」というオトナの思惑で生まれた、とも言えますね。
その合体はとにかく現実無視の超変形!のため、哀しいかな当時の超合金では、単なる飛行機と合体済みロボが発売されていました。
私はなぜかゲッターワンだけ持ってます。
現代の技術ではこの合体を実際に成し遂げることに成功…こんな難しいならもう別パーツで結構ですが(笑)
後にガンタンクを見たときに「ゲッター3やんけ」と呟いた子供が多数…私です。
そしてイマドキの幼稚園の息子は見るやいなや「2がカッコいい」と言いました。
昔から2が人気ありましたよね。手がドリルなんですが、スマートなルックスです。男の子の好みは普遍なんですね。
●ゲッターロボG
そして次作がゲッターロボG、Gってなんだろう…グレート?
今回はゲッタードラゴン、ゲッターライガー、ゲッターポセイドンという名前が付きました。
ライガー…永井豪先生の考える事はずっと変わってないワケですね。(笑)
ここで注目は3のデザインがカッコよくなってる点。やはり前作の3の売れ行きが芳しくなく、テコ入れしたのだろうと思われます。
それにしても2は相変わらずスマートですね、1と比べ脚の細さといったら…
価格:32,560円 |
●グレートマジンガー
私は元祖超合金のマジンガーZは持ってましたが、続編のグレートマジンガーは持っていません。
マジンガーZは20話過ぎからマンネリで視聴率が低迷したらしく、特訓して空飛べるようにギミック足したり、女の子ロボット出したり、あの手この手で延命を図り、視聴率が復活、その都度、この次作のグレートはお蔵入りに何度もなりかけたのだそうです。
前にも書きましたがあのマジンガーZ最終回、ズタボロに負けそうになったところに突然現れ、アッサリ敵を壊滅したグレートマジンガーは、幼心になんともいけ好かないヤツでした。Zがあれだけ苦労した「空を飛ぶ」のも、最初から羽がついてて苦も無く飛ぶという・・・。
オマケに主題歌では「俺は涙を流さない」などとツンデレぶりを遺憾なく発揮して、ますますマジンガーZにお世話になった子供たちに反感を抱かれ、商品ランキングでも4位どまり…
しかしながら子供たちは徐々にグレートマジンガーを受け入れ、クリスマスにはグレートマジンガーとゲッターロボGの超合金が売り切れだったとか…視聴率も20%平均で十分、人気者だったのですねグレート。
もっとも、親世代からしたらグレートとZは区別がつかず、「アンタもうこのロボット持ってるじゃないの!」と買ってもらえない、という光景が日本全国で繰り広げられたのでしょう。
それにしても、この設定上のスケールの違いといったらないですね…サンダーバード1号と2号並みにデカさが違うという…当時は知りませんでした。
【中古】超合金魂 GX-73SP グレートマジンガー D.C. アニメカラーバージョン 価格:38,148円 |
【昭和 当時モノ玩具 記事INDEX】
ポピー超合金~①「マジンガーZ」1972
ポピー超合金~②ジャンボマシンダー「グレートマジンガー」1974
ポピー超合金~③「勇者ライディーン」1975
ポピー超合金~④「コンバトラーV」1976
ポピー超合金~⑤「UFOロボ グレンダイザー」1976
ポピー超合金~⑥「大空魔竜ガイキング」1976
ポピー超合金~⑦「がんばれ!!ロボコン」1974
ポピー超合金~⑧「ポピニカ」シリーズ!1972
ポピー超合金〜⑨「ゲッターロボ」&「グレートマジンガー」1974
ポピー超合金⑩「大鉄人17」1977
小さな巨人 タカラ ミクロマン①~70年代当時モノ カタログ
小さな巨人 タカラ ミクロマン② 〜70年代当時ものコレクション紹介編
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