この記事では、
- 富士フイルムのカメラの種類を知りたい
- 富士フイルムのカメラのシリーズの違い
- カメラごとにどんな人におすすめか
富士フイルムのカメラのオススメを知りたい方に向けての記事です。
シリーズごとにどんな人に向いているのか紹介もしていくので参考にしてください。
それでは書いていきます!
目次
富士フィルム Xシリーズの仕組み
富士フィルムシリーズの仕組みはこちら。
- X-Hシリーズ→手振れ補正付きの最高のカメラ
- X-proシリーズ→上級者向けで、性能も良くレトロなカメラ
- X-Tシリーズ→上級者向けで、桁が少ないほど性能が良い(X-T4>X-T30>X-T200)
- X-Eシリーズ→中級者向けの性能の良いコンパクト化されたカメラ
- X-Aシリーズ→初心者向けの簡易操作向け
ミラーレス一眼で有名な富士フィルム。
富士フィルムは色がとても綺麗で好評のミラーレス一眼メーカーです。
そしてこのシリーズは全て、
- 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ)
のセンサーを使用しています。
画素数は多少変わってきますが、
- 画質はどの機種もほとんど同じ
だとおもってください。
これだけ全機種が同じだとどのカメラを使っても同じ画質になっています。
「高いカメラを買ったのに新しいのが発表されてる…」と後悔することもなくなります。
カメラ好きからしたらとても助かるし、ユーザー視線でみんな平等。
富士フィルムを一生愛用できる!!
というくらい魅力をかんじられます。
富士フィルムは他メーカーにも勝る、
- 色の綺麗さ
- 画質
が備わっています。
そして
- フィルムシミュレーションが豊富
なので初心者でも綺麗な写真を撮ることができるのです。
というわけで、全機種の比較とおすすめのカメラを紹介していきたいとおもいます。
Xシリーズ ミラーレスカメラの比較
X-H1
型番 | X-H1 |
発売日 | 2018年3月1日 |
質量 | 約673g |
有効画素数 | 約2430万画素 |
撮影素子 | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) |
液晶モニター | 3.0型 3:2アスペクト 約104万ドット |
ISO感度 | ISO200~12800 (最大ISO100〜51200まで拡張) |
撮影可能枚数目安 | 約310枚 |
タッチパネル | ○(3方向チルト式タッチパネル付き) |
手振れ補正 | ○ |
X-H1にはXシリーズで唯一、
- ボディ内5軸・最大5.5段手ブレ補正機能
が搭載されています。
他のXシリーズには手ブレ補正が搭載されているカメラがでていませんでした。
しかし、2020年2月に、
- X-T4
が発表されました。
その機種にも手ブレ補正が搭載されると発表されています。
富士フィルムで手振れ補正は、
- X-H1
- X-T4
の2機種のみです。
手ブレ補正が搭載されていることで、
- 動画撮影
- 夜間撮影
- 乗り物からの撮影
での手ブレが抑えられます。
手ブレ機能があるだけで綺麗に撮影することができます。
しかし、ボディ重量が、
- 約673g
となかなか重いです。
女子は疲れるかもしれませんね。
これに赤バッジシリーズのレンズを装着すると軽く1kgを超えてしまいます。
旅行でカメラも手軽にしていきたい人には不向き。旅行用のカメラはもっと軽量のを選ぶと良いですね。
・動画撮影を本格的に考えている
・とにかく1番良い機種が欲しい
X-Pro3
型番 | X-Pro3 |
発売日 | 2019年11月28日 |
質量 | 約497g |
有効画素数 | 約2610万画素 |
撮影素子 | 23.5×15.6mm(APS-Cサイズ) |
液晶モニター | 3.0型 3:2アスペクト 約162万ドット |
ISO感度 | ISO160~12800 (最大ISO80〜51200まで拡張) |
撮影可能枚数目安 | 約370枚 |
X-Pro3は、
- 個性でノスタルジックな雰囲気
のあるカメラです。
そしてカメラの性能は、
- X-Pro3とX-T3はほぼ同等
となります。
そしてフィルムシミュレーションが豊富で、
- 17種類のフィルムシミュレーション
があります。
X-T3と比べても2つのシミュレーションが多く、いろんな場面でフィルムシミュレーションを切り替えすることもできます。
X-Pro3とX-T3では、
- シミュレーションやモニターの違い
が大きく違います。
X-Pro3はファインダーだけをのぞき、カメラ撮影だけに専念に作られたように感じます。
・スナップ撮影をメインにしたい
・たくさんのフィルムシミュレーションを使いまわしたい
もちろん、動画なども撮れますし性能面では全然十分です。
もし外観で迷うのであればX-T3を検討するのをおすすめ。
X-T3
型番 | X-T3 |
発売日 | 2018年9月20日 |
質量 | 約539g |
有効画素数 | 約2610万画素 |
撮影素子 | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) |
液晶モニター | 3.0型 約104万ドット |
ISO感度 | ISO160~12800 (最大ISO80〜51200まで拡張) |
撮影可能枚数目安 | 約390枚 |
タッチパネル | ○(3方向チルト式タッチパネル付き) |
X-T3は、
- X-Pro3とほぼ同等の性能
を持っています。
しかしX-Pro3に比べて、
- 操作性が簡単
になっていて、ISO感度やシャッタースピードのダイヤル調整がしやすいです。
X-Pro3は写真をメインにファインダーから撮るように設計されています。
・X-H1の手ブレ補正は別にいらない
・動画撮影もしたい
しかしX-T4が、
- 2020年4月により発売
が開始されると発表されました。
これにはX-H1を上回る
- ボディ内5軸・最大6.5段の手ブレ補正
が搭載されています。
動画を本格的に考えている方や手ブレ補正が欲しいといった方はX-T4の発売を待つのもアリですね!
X-T30
型番 | X-T30 |
発売日 | 2019年3月20日 |
質量 | 約383g |
有効画素数 | 約2610万画素 |
撮影素子 | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) |
液晶モニター | 3.0型 約104万ドット |
ISO感度 | ISO160~12800 (最大ISO80〜51200まで拡張) |
撮影可能枚数目安 | 約380枚 |
タッチパネル | ○(2方向チルト式タッチパネル付き) |
X-T30は、
- X-T3に比べてひと回り小さい
モデルとなっています。
性能はあまり変化がないのですが、
- シャッタースピードが1/4000
までとなっています。
ちなみにX-T3は1/8000まで可能。
こういった点で下回ってしまいます。
しかしISO感度やシャッタースピードなどのダイヤルはX-T3とほぼ変化がありません。
そしてX-T30には、
- 防塵防滴がない
ので、そういった点ではX-T3には負けてしまいます。
X-T30の強みは、
- 重量が383g
で驚くほどの軽量です。
X-T3は539gで約150gの差があります。
これだけ重量差がありながらも、画質は最高でボディも軽量なのです。
・防塵防滴がなくても平気
・こだわりはないけど設定を調整してみたい
X-T200
型番 | X-T200 |
発売日 | 2020年2月27日 |
質量 | 約370g |
有効画素数 | 約2424万画素 |
撮影素子 | 23.5mm x 15.7mm(APS-Cサイズ) |
液晶モニター | 3.5型 16:9アスペクト 約276万ドット |
ISO感度 | ISO200~12800 (最大ISO100〜51200まで拡張) |
撮影可能枚数目安 | 約270枚 |
タッチパネル | ○(バリアングル式) |
X-T200はX-T30と比べて、
- センサーは同じだけど画素数が劣る
こういった点があります。
画素数が劣るといってもあんまり画質には大差がありません。
そしてX-T30などにはX-Trans CMOSセンサーというFUJIFILMが独自で開発したセンサーです。
X-T200は、
- 銅配線正方画素CMOSセンサー
を使用しています。一般的なベイヤーセンサーのことですね。
そのため、多少の写真の映り方が変わってきます。
他には外観の違いがあり、
- ボタンの仕様
が大きく変わります。
- シャッタースピードダイヤルやQボタン
がなくなってきます。
Qボタンは簡単に言うとメニューのショートカットでQボタンを押していろんな設定をカスタマイズし、そこから設定を変えることができるボタンです。
X-T3やX-T30と比較しても操作ボタンが少なくなり、単純になったことで
- シャッターボタンさえ押せればOK
- シャッタースピードなどの設定を行わず、簡易設定で十分な人
という方にはおすすめです。
・シャッターボタンさえ押せればOK
・シャッタースピードなどの設定を行わず、簡易設定で十分な人
X-E3
型番 | X-E3 |
発売日 | 2017年9月28日 |
質量 | 約337g |
有効画素数 | 約2430万画素 |
撮影素子 | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) |
液晶モニター | 3.0型 3:2アスペクト 約104万ドット |
ISO感度 | ISO200~12800 (最大ISO100〜51200まで拡張) |
撮影可能枚数目安 | 約350枚 |
タッチパネル | ○ |
X-E3は、
- 必要最小限まで性能を抑えた
カメラとなっています。
ホームページでもミニマニズムを追求したカメラと記載されてます。
簡単に言えば、
- X-T3やX-T30などと同等の画質
を持っていながらも、本体上部のダイヤルで、
- シャッタースピードや露出補正
の調整が可能になります。
・使い方がシンプルなカメラが欲しい
・そこまでガチではないが、設定を自分でしてみたい
X-A7
型番 | X-A7 |
発売日 | 2019年10月25日 |
質量 | 約320g |
有効画素数 | 約2424万画素 |
撮影素子 | 23.5mm x 15.7mm(APS-Cサイズ) |
液晶モニター | 3.5型 16:9アスペクト 約276万ドット |
ISO感度 | ISO200~12800 (最大ISO51200まで拡張) |
撮影可能枚数目安 | 約270枚 |
タッチパネル | ○(バリアングル式) |
X-A7は、
- グレー
- シルバー
- ピンク
のカラーがあるカメラです。
そして、このカメラの液晶は、
- 180度チルト式
になっています。
そうすると液晶を反対に向けることができるので、
- 自分撮り
をすることが可能になります。
女子にとっては可愛いカラーに加えて自分撮りもできるので友達と旅行などでも活躍してくれます。
そしてマクロ機能がついていて、
- 最短5cm
での撮影も可能になってきます。
料理などを近くで撮ったりすることもできます。
・自撮りやマクロ撮影をしたい方
・旅行用に軽いカメラが欲しい
といった感じで富士フィルム Xシリーズの比較に参考になれば幸いです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。