この記事では、
- 工場床の頑固な機械油の落とし方
について書いていきます。
- 工場の機械油を自分で落としたい
- どんな材料が必要なのか知りたい
こんな方にはおすすめの記事です。
機械油を取るのに参考になれば幸いです。
目次
機械油の汚れを落とすための材料
機械油を取るのに必要な材料は、
- シンナー
- ブラシ
- いらない生地
が必要になってきます。
いらない生地は、不要なTシャツやタオルで代用することもできますが、かなりの量を必要とするので安いものを買うのもいいかもしれませんね。
機械油の汚れの落とし方
工場の床についた頑固な機械油を取るのには、
- シンナー
を使用します。
シンナーを使うことで、
- 機械油
- 油と混ざったホコリ(泥)
- ペンキ
を取ることができます。
シンナーで汚れを落とす
シンナーは汚れを浮かす役割をもっているので、頑固な汚れも取ることが出来ます。
※シンナーは匂いがとてもキツいので頭がフラフラしてくるので気をつけてください。
そしてたまに外の新鮮な空気を吸うように休憩してください。
作業する際は窓を開け、換気を十分に行うようにしましょう。
少量でしたらスプレーでも十分だとおもいます。
油性マジックなども取れます。
汚れを落とす手順
今回は、こういった油汚れを落としていきます
ここはもともと機械が置いてあり、油もよく使用していたので頑固な汚れになっています。
ホコリや泥などの汚れを取る
まずは最初に、
- ホコリや泥を十分に取る
ようにしてください。
取れる分は取っておくとシンナーの有効活用もできますし、無駄にすることもなくなります。
それが残ってるとシンナーがそれらに染み込み、目的としている機械油まで溶かすことができなくなる場合があります。
ホコリなど落とせる部分最小限に減らし、
- 落とせない部分で有効にシンナーを使う
ようにしましょう。
シンナーを撒く
そして、ホコリをはき終えたらシンナーをまいてください。
シンナーをまくのは、
- 一気にやるのではなく、部分的にやるのがコツ
です。
一気にやらずに一部分的にまいて、機械油を溶かし、浮かしての繰り返しで取り除くと効率が良いです。
一気に全部やると頑固だった機械油が取りきれず、2度3度やってしまうことになってしまいます。
取り除いてから次の汚い箇所でシンナーを使っていくと全体的に綺麗になっていきます。
そしてシンナーをまいたら、
- ブラシで軽くこする
ようにして、かけすぎた部分を伸ばすようにしていってください。
シンナーを伸ばすためのブラシは緑色のブラシをおすすめ。
これはホームセンターなどにも売っています。
そして汚れを取るブラシはワイヤーで出来ている硬いブラシでやるとよく取れます。
そしてブラシで軽くこすり、粘着性の強いほこりと機械油を床から剥がしてください。
頑固な汚れがこびりついている場合は、
- 繰り返しシンナーをまいて拭き取る
の繰り返しで徐々に取れていきます。
たまにワイヤーのブラシで頑固な汚れの部分をこすってやると剥がれていきます。
いらない生地で拭き取る
ある程度ほこりや機械油が溶けて浮いて出てきたら
- いらない生地で拭き取り
をしてください。
もちろん不要なTシャツやタオルで代用してもOKです。
シンナーは速乾性のある液体ですが、ある程度汚れが浮いてきたら、いらない生地で拭くとかなり取れてきます。
拭き取っていると固まっているホコリなども出てくるので、それもすぐにはき取ってください。
拭き取りをしていると
- 泥のような塊が出てくるのですぐホウキで取る
ようにしてください。
それが乾いて、踏んでしまったりすると剥がすのが面倒になってしまうのですぐ取るようにしてください。
そして全てが終えるとこのように綺麗になります。
写真ではわかりませんが、かなり綺麗になりました。
黒い部分も残っていますが、頑固な汚れは取れペンキを塗るには十分な綺麗さになりました。
そして。この上にペンキを塗ると綺麗にぬれます。
ペンキ塗り
そしてペンキ塗り。
ぼくの場合はペンキを塗るために汚れを落としましたが、ペンキ塗り前の準備として汚れを落とすのも効果的です。
機械油をただ単に取りたい人もいるかもしれませんが、ペンキを塗りたい場合にもこのやり方で機械油やホコリを取り除いてから塗ると綺麗に仕上がります。
といった感じで機械油を落としてみました。ペンキ屋さんに聞いたやり方なのでぜひ試してみてください。
そして効率よく綺麗に汚れを落とせられますが、シンナーの刺激の強い匂いだけには注意してください。
参考になれば幸いです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。