この記事では、
- 白の背景紙にはどんな素材があるのか
についてかいていきます。
撮影で使う白の背景紙には、紙素材や布素材といったものが王道となっています。
それ以外にもPVC素材という頑丈で汚れを拭き取りやすいといったものもあります。
それぞれの特徴を理解し、自分の使用用途に合った素材を選んでいただけたらとおもいます。
目次
紙
背景紙は、
- 商品撮影(いわゆる物撮り)
といった用途で使用される場面が多いです。
最近はハンドメイド作家が増えてきました。それで自分で物撮りをして販売するといった人が多くなっています。
背景紙の他にも、『バック紙』『バックペーパー』『背景シート』『セットペーパー』という違う言い方もあります。
ネット通販で探したい場合はこういった用語で探すと見つかります。
紙は消耗品
紙素材は弱く変色も起きやすいことから、
- 紙は消耗品
だとおもって使用するのがベスト。
丸めて保管も可能ですが何回も使っていくうちに色が黄ばんだりシワになっていったりする。そのため消耗品として使うといい。
意外と単価が高い
撮影用の背景紙は、1-3mと少ないm数で売っていることは少ない。
背景紙は、
- 背景紙は10m〜11mで販売されている
ことが多い。
そして意外に値段も高い。10mで5000円とかします。
コピー紙と違い、幅広いものはあんまり売っていないため高価だと考えられますね。
有名なメーカーは『銀一』『スーペリア』
有名なメーカーであれば、
- 『銀一』や『スーペリア』
あたりが知られています。
スーペリアの背景紙は、ビックカメラやヨドバシカメラなどにも売っている場合もあります。
もちろんカメラのキタムラ ネットショップとかにもあります。
・設置がしやすい
・汚くなったら新しいのに変えれる
・シワがつきやすく汚れも落としにくい
・意外に単価が高い
逆に長期間使いたいのであれば、
- 背景布(布素材)
のものを買うといいとおもいます。
布
撮影背景紙として次に多いのが、
- 背景布(布素材)
があります。
長期保管だったり、買い替えをしたくない方にはおすすめの素材です。
折り畳んで保管できることから布素材を選ぶ人も多いようです。
布は長期間使える素材
布は柔らかい素材なので、
- 破れにくい
- 畳んで保管できる
といったメリットがあります。
紙は折れ曲がりやすく、傷つきやすいことから背景布を選ぶ方も多いです。
アイロンでシワ伸ばしする必要がある
背景布は折り畳んで保管できますが、使用する前はアイロンでシワ伸ばしをする必要があります。
紙と比べてみると、
- シワ伸ばしが面倒
- 設置がすこし難しい
といったデメリットもあります。
撮影スタンドを使用しない場合は布が綺麗に設置しにくい。そのため布が浮いてる部分に影が出る場合もあります。
・折り畳んで長期間保管できる
・比較的値段が安い
・使用する前はアイロン伸ばしの必要がある
・設置が難しい
PVC素材
そして次はPVC素材。
- 個人的には1番おすすめしたい素材
です。
ポリ塩化ビニールのこと。
プラスチックになっている。水に強い。
PVC素材はあんまり流通していないため店舗に置いていない場合も多く、
- ネット通販で入手するのがベスト
かなと思います。
PVC素材はAmazonで売っていました。
購入したのはこちら!
PVC素材は汚れの拭き取りができる
PVC素材はそもそも素材自体が硬いですが、
- 汚れを拭き取りできる
- 傷がつきにくい
といったメリットがあります。
ポリ塩化ビニールという素材で出来ています。
プラスチックのような素材感と似ているため汚れを取りやすくなっています。
両面テープで止める必要がある
逆にデメリットは、
- 丸まりがきつく、設置の時に元に戻ってしまう
といったものがあります。
はがせる両面テープを使って貼らなければ固定できないレベル。
こういった点を妥協すれば後は保管するだけ。汚れも取れるし傷もつきにくいといったメリットだけです。
シワ伸ばしが面倒な布や消耗品の紙よりも使いやすい。
個人的にはPVC素材をおすすめしたい。
テープで固定だけすればあとは完璧ですから。
・安価で使い回しができる
・汚れを拭き取ることが出来る
・丸まりがきついため、両面テープで固定する必要がある
といった感じで撮影で使う白の背景紙の素材は何があるのか参考になれば幸いです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。