60〜70年代 昭和アニメ~切なさと哀愁漂うエンディング名曲集

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前回、「ドロロンえん魔くん」でも書きましたが、昭和のアニメ番組のエンディングは軒並み、哀しげ アンニュイ 切ない 暗い しっとり 大人びた系の楽曲で、「楽しかった時間はもうおしまい」的な絶望感に満ちていました。

 

そんな名曲の数々を、思いつくままにご紹介します。

 


◆みなし児のバラード(新田洋/スクールメイツ 『タイガーマスク』)

説明不要の暗黒楽曲。少年時代の伊達直人はどこを歩いてるんだ?と思ってましたが、戦後の焼け野原なんですよね。何歳なんだ伊達直人。

◆すきすきソング(水森亜土 『ひみつのアッコちゃん』)

サイケかつキャッチー、猛烈に耳から離れない中毒ソング。高校時代の先輩バンドの18番でした。合いの手がポイント。

◆カランコロンの歌(加藤みどり 『ゲゲゲの鬼太郎』)

「ゲゲゲ」というのは妖怪を退治した鬼太郎に対する虫たちの讃える声なんですよ、知ってました?

◆アクビ娘の歌(堀江美都子 『ハクション大魔王』)

これはある時期はオープニングにも使われてましたが、唄ってるのは若き日の堀江ミッチーなんですね。コブシが効いてます。

◆ルパン三世主題歌II(チャーリー・コーセイ 『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』)

延々と夕陽の前を走るバイクの映像と「ワルサーP38」。鮮烈なハードボイルドです。

◆真っ赤なスカーフ(ささきいさお 『宇宙戦艦ヤマト』)

阿久悠先生の歌詞にはドラマがあります…本編にはこんなシーンはありませんが。

◆今日もどこかでデビルマン(十田敬三 『デビルマン』)

鉄塔の上に座るデビルマン、「誰も知らない 知られちゃいけない」の歌詞。幼心に「なんでデビルマンは東京タワーに登っているんだろう?」と気になってましたが、再確認するとただのビルです。

◆正義の超能力少年(水木一郎 『バビル2世』)

「サイコキネシス、テレパシー」超能力用語を子ども達が完璧に把握したのはこの曲のおかげです。1番ずつ、3つのしもべに命令するのですが何故だか歌詞は4番まであり、最後は「みんな、がんばれー!」がんばれて…。

◆おれは新造人間(ささきいさお 『新造人間キャシャーン』)

オープニングも名曲ですが、それと対を成す完璧な世界観構築が見事。「姿形は 変わらぬが 鉄をも砕く この腕さ 夢も希望も きのうに捨てて 戦うだけに 生きてゆく」。

◆夜霧のハニー(前川陽子 『キューティーハニー』)

これも一部で熱烈なファンのいる、オープニングの勇ましさとは一転、哀愁漂う名曲です。

◆まっててごらん(大杉久美子 『アルプスの少女ハイジ』)

世界名作劇場シリーズのエンディングも名曲揃いです。後の「となりのトトロ」などに通じる行進スタイルが宮崎駿先生は好きなんですね。

◆にんげんっていいな(中島義実『まんが日本昔ばなし』)

こちらも小林亜星先生作曲。「おしりを出した子一等賞」の歌詞の解釈がいまだに話題に。

◆冒険者たちのバラード(すぎうらよしひろ 『ガンバの冒険』)

高畑演出が爆発してます。ノロイは昭和世代のトラウマ日本代表。

◆やつらの足音のバラード(かまやつひろし 『はじめ人間ギャートルズ』)

ムッシュ作曲、歌唱。哲学的な深い歌詞です。

◆元祖天才バカボンの春(こおろぎ’73、コロムビアゆりかご会『元祖天才バカボン』)

赤塚不二夫先生作詞のムード歌謡調からのマーチ。41才でパパとタメになった衝撃は忘れられません。

◆果てしなき闇の彼方に(荒木一郎『あしたのジョー2』)

81年放送ですが外せません。正統派ブルースの名曲です。こちらも高畑演出爆発の名作でした。

 

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